我が家のおせち事情

我が家のお正月はおばあちゃんの手作りおせちでお祝いするのが習わしでした。
でもおばあちゃんが「作るのはいいけど、お重に入れたりするのが面倒になってきた」と言ったのをきっかけに、いつものメニューを逐一重に詰めることは止めました。
プラス、お客様がやってくる2日の日には市販の立派なお重を食卓に載せるスタイルにチェンジ。
そして、市販のものは食べきったら終了。
入れ物を取っておいても後で使うことはないと既に学習したので、ある程度食べたら残りは他の器に移して捨ててしまっています。
これだと「お重に入れてきちんとお正月的に整えないといけない」というプレッシャーから解放されるので、気楽です。
料亭ではないとはいえ、お正月という晴れの食事なのでそこそこきちんと美味しいものを食べたい。
でも形式だけに囚われるのは面倒くささが否めない。
これを解決するために、市販のおせちを買うようになったのは正解です。
実は当初、おばあちゃんはおせちの値段にビビってしまい、「買うなんてとんでもない」という言い分でした。
でも食材をあれこれと見て、自分で盛り付けたのではここまで華やかにできないということを踏まえてみると最終的には高くはないと判断したわけです。
だからおせちの予約がスタートすると、チラシをみながら「今年のおせちはどんなのにしようか」「これを頼むなら、今年は何を作ろうか」とおせち話に花を咲かせるのが恒例になりました。
最近ではフレンチおせちのシェ松尾おせちなんてのもあるのを知ってビックリ。
おせちのチラシは華やかで、眺めているだけでもうきうきとした気分になれるから不思議です。
また、「この写真はなますみたいだけど、ちょっと普通とはちがうよね。どうやって作ったのかなあ。うちも真似してみようか」なんていう相談事もまた楽しいもの。
クリスマスケーキを頼む際の主役は子供達ですが、おせちは私とおばあちゃん主導で決めるので真剣そのもの。
お財布とにらめっこして、今年も張り切って予約するつもりです。
そして、黒豆をおばあちゃんの手助け無しで完璧に作るのが密かな目標です。